そんな中で、それでも今できることを何か形にしよう、表現しよう！と声をかけてくださったのが
それまでも度々ご一緒させていただいたことのあった実桜くららさんで、彼女を中心に動き出したWomen’sCollectionでした。

第1回目の劇場公演「エンターテイメント・ショー ９Women’s Collection -拝啓、皆様へ…-」から
第2回「エンターテイメント・ショー 恋する Women’sCollection -ごきげん麗しゅう-」
第3回「エンターテイメント・ショー 求める Women’sCollection -諦めない女たち-」
第4回「夢見る 轟く Women’sCollection ㏌ BERONICA」
第5回「轟く Women’sCollection ㏌ BERONICA」
と劇場公演を続けながら、数々のイベントやパーティーなどの集まりでも
その都度その場に合ったメンバー編成で様々な舞台を作り上げてきました。

有り難いことに、私は第4回公演以外のすべての劇場公演に、
そしてういこれの一員として多くのステージで尺八をさせていただいてきました。

通常、演奏家は舞台上での立ち位置が変わることはあまりなく、
日本舞踊やダンスと同じ舞台に立つ場合は後方や端など、いわゆるバックバンドに徹することがほとんどです。
しかしういこれの舞台では、曲ごとに出演者が変わり、立ち位置が変わり、何なら曲中で移動しながら演奏し、
出演しない曲の間に早着替えで衣装チェンジをし…バックどころか自分を中心に大勢のダンサーさんが踊ってくださったり（笑）
誰か一人が主役ではなく、出演者全員が主役で、スポットが当たります。
ここまで和洋の生演奏とダンス・舞踊が一体となったステージは、他にないと思います。

第6回「うまれる Women’sCollection」はそんな今までのステージと比べても最も豪華で贅沢な公演になります！
出演者は総勢18名、その内訳は尺八・箏・和太鼓の和楽器奏者、ヴァイオリン・ヴィオラ・ピアノ・ドラムの洋楽器奏者、
洋舞・日舞・タップのダンサー、歌手、役者と多種多様です。
演目は、皆さまがよくご存じの定番クラシック、歌謡曲、ポップスを中心に、本格的な和の古典曲や和洋演奏家による即興演奏などなど。

今回の公演は、私がふるさと大使を務める丹波篠山市にある800名規模の立派な田園交響ホールにて
公演のチャンスをいただけたことから始まりました。
ういこれの公演は基本大阪ばかりで、こんなに魅力いっぱいの素敵なステージなので
いつか地元の方々にも見ていただきたいな…とずっと思っておりました。
それが、いつか立ってみたいと思っていた田園交響ホールにて公演が決まり、夢が一度に二つも叶ったのです！

丹波、篠山の皆さまにういこれのステージを通して、
素晴らしい出演者やそれぞれのジャンルをご紹介し、さらに興味を持っていただきたい。
また、大阪方面のういこれファン、各出演者のファンの皆さまには、
観光のトップシーズンである丹波、篠山にお越しいただき満喫して帰っていただきたい。

ういこれの舞台でしか見ることのできない井本蝶山を、
そして私が信頼する素晴らしい仲間たちのパフォーマンスを、
ぜひぜひ見に、聴きに、いらしてくださいませ！！